パーソナルトレーニング

柔術パーソナルトレーニングとは、、、
強固な体、怪我をしない体、長い時間動き続けられる体はもちろんの事、柔術、寝技、組み技の動きを負荷（重さ）をかけて体に覚え、試合や練習などでパフォーマンスを出せるようにするトレーニングです。
＊相手の力を利用するにも
相手をパスする時、技を決める時、相手を返す時、相手の力を利用する時、全て始めは（初動）自分から力を出さなくてはなりません。
これは、相手への圧力になります。
その圧力がないと相手は反応しません。
その反応こそが相手の力なのです。
もう1つは、相手が50%の力を出してきたら自分も50%の力を出せる体を作らなければなりません。
言い方を変えれば、他の人から見たら静止している状態を作ることです。
この圧力は、相手にとってとても不安にさせてくれます。
＊強固な体、怪我をしない体を作ること
もちろんの格闘技なので不意な事で怪我をする事があります。
そのためにも怪我をしずらい体、怪我をしても軽度で済むような体を作らなくてはなりません。
想像してみて下さい。
建物が体で、鉄筋が骨、鉄筋のジョイント部分が靱帯、コンクリートが筋肉だとします。
コンクリートが何だかの負担があり、剥がれてくると鉄筋（骨）や鉄筋のジョイント部分（靱帯）に負担がかかります。鉄筋、ジョイント部分（骨や靱帯）に負担をかけ続けるとその部分が弱くなります。
そこに、揺れを与えると崩れる可能性が生じます。
体も同じ事なのです。
＊長い時間動ける体を作ること
今は5分〜8分の試合時間かもしれませんが、最初的には10分、ルールによっては15分20分と試合時間になってきます。
その長い試合時間の中で激しく動いたり、様子を見ながら動いたりとアップダウンが繰り返し行われます。その時に必要なのが筋持久力と心肺持久力の向上です。
筋持久力と心肺持久力とは別のトレーニングになります。
＊特異性の向上
特異性とは、そのものに備わった特殊な性質。
ここで言えは、柔術、寝技、組み技に備わった動きを負荷（重さ）を加えて繰り返し行っていくトレーニングです。
ケーブルマシーン（滑車のマシーン）を使用したトレーニングが必要になってきます。
負荷（重さ）を加え連続して、柔術、寝技、組み技の動き（打ち込み）を行なう事によって、よりいっそう技に圧力をかける事が出来ます。（これは、ペアで組んでの打ち込みと併用が技の完成度を上げていきます）